DATA
所在地 | 東京都 |
用途 | 公団住宅 |
構造・規模 | RC造 地下1F・地上14F |
事業主体 | 住宅・都市整備公団 |
建物戸数 | 147戸 |
事業年度 | 1987~88年 |
INFORMATION
ベルコリーヌ南大沢では、これまでとかく批判の対象とされることが多かった団地景観からの脱却を目指し、マスターアーキテクトとデザインガイドラインによるきめ細かなデザインコントロールが実施され、多様性と調和を図るため街区ごとに6人の建築家の参加が求められました。マスターアーキテクトには内井昭蔵氏があたり、当社は9ブロック(約1.4ha)の賃貸・分譲住宅の計画を担当しました。(その後1990年には西側の都公社ブロックの設計も実施しました。)
従来型の「団地」ではなく「街」をつくることを強く意識し、ブロック間をつなぐミニインフラと呼ばれる歩行者動線が計画的に導入され、歩行者動線沿いに街並み参加型の住棟が配置されています。また屋根勾配、壁面率や分節化、屋根や外壁の素材と色彩、サイン、植栽などはデザインガイドラインにより規定されており、各ブロックの個性を生かしながら統一感のある街並みが生み出されています。