DATA

所在地東京都目黒区
発注者(一財)首都圏不燃建築公社
敷地面積約0.3ha
用途区営住宅(85戸、うち20戸は高齢者福祉住宅)
構造・規模RC造・地上5階
竣工年2012年

INFORMATION

清水町アパートは、1954年に建設された都営住宅の移管を1997年に東京都から受け、区営住宅として管理されてきた。建替に際しては、区営住宅用地の有効活用を目的に、高齢者福祉住宅(シルバーハウジング住宅)の合築が条件とされ、当社は、事業者である(一財)首都圏不燃建築公社とともに、建替のプロポーザルに参加し、基本設計を担当した。
東西道路沿いに住棟を配置し、住棟の間には、入居者の憩いの場・日常的な見守りや身近な交流の空間となるよう、ケヤキなどの既存樹木を活かした緑豊かで潤いのある中庭を配置した。
区営住宅と高齢者福祉住宅の明確なゾーニングと、日常的な動線の分離を図ることが求められたため、区営住宅の入口は主要な道路である東側道路沿いに、高齢者福祉住宅の入口は北側道路沿いに設けている。北側道路沿いに設けられた高齢者福祉住宅の生活相談・団らん室は、中庭との空間のつながりをもたせるとともに、沿道からも活動の様子が感じられるよう配慮している。

SERVICE 建築設計 官民連携 都市型共同住宅・公的団地設計

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