DATA
所在地 | 愛知県名古屋市 |
発注者 | (独)都市再生機構中部支社 |
敷地面積 | 約0.6ha |
用途 | 共同住宅 |
構造・規模 | RC造6階建て、2棟、114戸 |
延べ床面積 | 約7,040㎡ |
竣工年 | 2014年 |
工期 | 2011~2014年 |
INFORMATION
鳴子団地は、1964年に竣工した名古屋市郊外の大規模団地である。従前の地形を活かした高低差と、竣工後、約50年が経ち、大きく育った緑が団地の特徴となっている。
2006年頃から街区ごとに、UR賃貸住宅の建て替え・維持保全・土地譲渡等が進むなか、弊社では2009~2011年に、団地再生に向けた検討や、鳴子団地の地区のまちづくりの考え方を示すデザインガイドラインの策定等を行ってきた。
6、7号棟の基本・実施設計等においては、上記のまちづくりの考え方に示された景観ゾーンや景観軸等の方針を踏まえて、沿道空間や住棟をデザインし、地区の一体性や通りの連続性の創出に努めた。
またコミュニティの核となる集会所については、緑豊かな隣接街区の広場と一体となるよう、沿道部のまちかどに配置した。