DATA
所在地 | 神奈川県横浜市 |
発注者 | UR都市機構 |
敷地面積 | 2728㎡(団地全体:76551㎡) |
用途 | 共同住宅 |
構造・規模 | 鉄筋コンクリート造・地上10階 |
延べ床面積 | 5126㎡ |
竣工年 | 2021年3月 |
住戸数 | 97戸 |
INFORMATION
本事業はURが横浜市と連携し、ディレクションに隈研吾氏、佐藤可士和氏を迎えて行っている一部建替団地のモデル事業『ルネッサンスin洋光台』の1つである。
洋光台団地は、神奈川県横浜市に位置する1970(昭和45)年入居開始の3350戸の大団地であり、駅の周りの高層建物の洋光台中央、緑豊かな洋光台北・西の3団地からなる。
洋光台駅は横浜からJRで約20分と交通の便がよいうえに駅からも近く、URの数ある団地の中でも比較的利便性に恵まれており、再編方針では、耐震性の低い高層棟を建て替える「一部建替団地」として位置づけられている。
本業務は北団地の3棟の高層棟のうち最初の建替事業となる。団地の再生と活性化を図る一環として、住棟の共用部に世代間交流・コミュニティーの活性化の場としての『ラウンジ』を併設している。ラウンジは、通り抜けピロティ空間と一体化して使用できるように計画し、国産材(不燃木)を仕上げ材に用いて暖かみのある空間としている。また、近田玲子デザイン事務所の協力により、あたたかなやさしさのある照明計画を実現している。