企業理念
私たちは、ハウジング分野の専門コンサルタントとして、
人間居住の向上と住宅・住環境における
新たな価値創造への貢献
を基本理念に掲げ、社会に貢献していきます
このために社員一人ひとりが誇りとやりがいをもち、
業務に邁進できる組織づくりを進めています
ビジョン
持続的・包摂的(分かち合いと成長)で、人が輝く地域社会
この実現に向けて、業務活動をすすめていきます
業務活動の5つの視点
- 1|安全・安心でサスティナブルな社会へ導く
- 私たちは、地域社会の状況認識に基づいた、自立した経済、環境、住まい、ケア等の循環型社会の確立によりサスティナブルかつレジリエンスな地域社会の構築を目指します。これにより、地球規模での持続の可能性や、災害等への強靭性の向上に貢献します。
- 2|地域における多様性の包摂と選択できる居住の実現を目指す
- SDGsの理念「だれもとりこぼさない社会」を目指すためには、地域の市場活動のもつ活力が成長の基盤になり、地域共有の利益につながることが重要になります。私たちは、地域における多様な住まい方や働き方のバランスがとれた地域に共生する社会システムの構築に取り組んでいきます。
- 3|変容するコミュニティをとらえた居住、社会を構築する
- コミュニティとは、高齢者や子どもへの自然な見守りができる住宅地レベルのものから、地域レベルの互助、情報でつながるもののほか、関係人口による地域づくりまで様々です。私たちは、多様なレベルで展開する人と人の関係によって構築される場や機会の創出といった新しいコミュニティの醸成に重点的に取り組んでいきます。
- 4|つかう(利用価値)に視座をおいた新しい住まい・まちづくりを提案する
- 人口減少社会において居住の価値が資産から利用へとシフトしています。また、都市・地域においても短期の場づくりによる価値創造が重視されています。私たちは、居住者や住人に注目し、つかうに視座をおいた制度・仕組みづくりに取り組んでいきます。
- 5|多様な担い手との連携による居住、暮らしを構築する
- 私たちは、種々のプレイヤーやサポーター、住民等の多様な担い手と連携しながら、地域の人材・産業・資源を活かした居住や暮らしに関わる仕組みづくりに取り組んでいきます。
PRESIDENTʼS MESSAGE
市浦ハウジング&プランニングは、1952年に市浦健(1904~81年)によって創設されたハウジング分野を専⾨とする計画・設計組織です。組織の特⻑は、70年に及ぶ団地・ニュータウンの計画・再⽣⽀援から⾃治体住宅政策や住宅・建築関連諸制度の策定⽀援などの事業実績に裏付けられた公共性、社会性に視座を置いた業務展開とこれに基づく信頼にあります。
私たちは、住宅・住環境の向上に資する種々の業務や今後の住宅政策や住宅事業へのコンサルティングを⼀層重視しつつ、これまで培ってきた公共政策への取組みや社会性をポリシーとした住宅事業の蓄積を活かした業務等の取り組みを地域の⽅々と⼒をあわせてすすめていきます。
2022 年5⽉
代表取締役社⻑ 川崎 直宏
FEATURES
⼀⼈ひとりが専⾨家として⾃⽴し、かつ連携・協⼒しながら総合⼒を発揮するハウジング分野における専⾨家集団からなる組織の持続的続的な成⻑を確かなものとすべく、3つの取り組みをすすめています。
継続的な人材育成
蓄積された組織の知識を継承しつつ専門家としての素養と資質を磨くための人材育成に取り組んでいます。
ワークライフバランスの確立を支援
仕事のやりがいと働き方の多様化に対応する業務・労務環境の構築に取り組んでいます。
品質管理
1999年12月にISO(JIS Q 9001:2015)の認証登録を行い、現在も継続して品質管理に取り組んでいます。
HISTORY(1952〜)
歩み
当社が設⽴された1952 年(昭和27 年)は、戦災復興の末期であった。
数年を経て、⾼度経済成⻑期が到来する。人口は急増し、都市部への人口集中が始まり、深刻な住宅不足の時代が迫り、公共主導による住宅供給が本格化しようとしていた。 当社はこのような時期に発足し、公共共同住宅や団地の計画・設計を主要業務とし、 60年以降はニュータウン(NT)計画も加えて、一般国民の住宅や居住環境の向上を目指した。
当社は積重ねた経験や技術を活用して、共同住宅・団地の設計の他、団地環境の再生、既成市街地の改善、住宅技術の開発、高齢者居住への対応、その他様々な住宅問題に関する調査研究や住宅・まちづくり政策の検討に業務を拡大して今日に至っている。
KEN ICHIURA
「町医者のような建築家を目指して」
- 戦後の住宅量産化の走りの中で事務所設立
‒ 幼き頃には美術志望の夢も - 大正から昭和にかけて勃興した新しい建築運動に参加
‒ 設計活動以外に文筆活動も - 住宅問題の解決を目指して独立、幾多の変遷をへて現在の事務所へ
- 安易な板状タイプに追従せず、苦心して考え出したスターハウス
社内親睦誌「こもんすぺーす」(第2号1978年秋号 – 第5号1979年夏号)より
略歴
1904年 | 1月24日生まれ |
1928年 | 東京帝国大学建築学科卒業 |
1936-41年 | 厚生省体力局嘱託、同保険局技師として勤務 |
1941-45年 | 住宅営団に勤務 |
1945-48年 | 戦災復興院にて住宅建築にかかわる |
1948-51年 | 鹿島建設取締役、企画第三部長、名古屋支店長を歴任 |
1952年 | (株)市浦建築設計事務所を設立 |
1961年 | (株)都市開発コンサルタントを設立 |
1962年 | 工学博士の学位を取得 |
1967年 | 都市計画コンサルタント協議会 初代会長 |
1968年 | 市浦建築設計事務所と都市開発コンサルタントを合併し、(株)市浦都市開発建築コンサルタンツを設立 |
1970年 | 日本建築家協会 会長 |
1973年 | (財)住宅部品開発センター(現ベターリビング)初代理事長 |
1979年 | 都市計画コンサルタント協会 会長 |
1981年 | 11月3日逝去 享年77歳 |
70TH ANNIVERSARY
おかげさまで、
2022年5⽉に創⽴70周年を迎えました。
70周年を記念し感謝をお伝えするとともに、
次の30年へ向けて
「⼈間居住の向上と住宅・住環境における新たな価値創造をめざす組織」として、
今後とも社会に貢献していきたいと思います。