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広安B地区 南面 -
広安B地区 北面 -
広安A地区 北棟 -
広安A地区 住棟間 -
広安A地区 集会所
DATA
| 所在地 | 熊本県益城町 |
| 発注者 | 独立行政法人都市再生機構 |
| 敷地面積 | 馬水地区：約12,130㎡ 安永地区：約13,570m㎡広安西A：約10,000㎡ 広安西B：約4,200m㎡ |
| 用途 | 共同住宅、集会所（木造） |
| 構造・規模 | RC造（壁式）・地上５階建て |
| 延べ床面積 | 馬水地区：約7,950㎡ 安永地区：約7,140㎡ 広安西A：約5,940㎡ 広安西B：約3,270㎡ |
| 竣工年 | 2020年 |
INFORMATION
2016年4月の熊本地震により被災した益城町の４地区（広安西A地区、広安西B地区、馬水地区、安永地区）の災害公営住宅に係る基本計画業務である。
配置計画では「地域の縁がわ団地」をコンセプトに、居住者だけでなく、地域の交流の場となる団地を目指し、４地区共通の考え方として、敷地内貫通通路沿いに広場やピロティ、送迎車の待機スペース等を設けることで、人の溜まり場が点在するコミュニティ動線を計画している。
また2住棟から構成される広安西A地区、馬水地区、安永地区の集会所は木造の独立棟として外周道路沿いに配置した他、木造を採用して温かみのある内外装としながら、屋外空間と連続するデッキ空間や縁台、土間等で構成される、廊下がない平面計画とすることで、人が集まりやすく、地域の交流の場となる計画とした。
住戸計画では早期供給を見込んで、PC化による壁式構造を想定し、検討を行った。一階には、玄関扉を引戸とし、水廻り空間を広く確保した高齢者対応住戸を計画している。
※写真は、広安西Ａ工区、Ｂ工区のみ（馬水地区、安永地区は益城町広安馬水・安永地区災害公営住宅を参照）