DATA
所在地 | 東京都多摩市 |
発注者 | 多摩市 |
工期 | 令和2年10月~令和5年3月 |
備考 | https://www.city.tama.lg.jp/kurashi/machi/1010943/1011053.html |
INFORMATION
多摩ニュータウン再生に向けたまちづくり計画の策定支援
多摩ニュータウンは、昭和46年の第一入居開始から50年以上が経過し、少子高齢化や住宅・施設の老朽化が進行している。また多様化する働き方や暮らし方、将来的な人口減少など、社会環境の変化に対応する都市構造の再編が求められている。
当社は平成25年から「多摩ニュータウン再生検討会議」、平成27年からは「多摩市ニュータウン再生推進会議」の支援を通して、そのような課題や変化への対応を図りながら持続可能なまちづくりを進める支援をしている。
平成29年3月策定した「諏訪・永山まちづくり計画」に続き、令和2~4年度の3か年は第2次・3次入居地区である愛宕・貝取・豊ヶ丘地区等の2040年代の将来都市構造や実現に向けたリーディングプロジェクトを検討し、令和5年1月に「愛宕・貝取・豊ヶ丘地区等まちづくり計画」を策定した。
同地区は駅間に位置し市場変動が読みにくいエリアである一方、地区内の豊かな自然環境やゆとりある分譲住宅を中心とした住空間、多彩な地域活動が魅力的でエリアになっている。そこで既存の資源を生かしてまちの魅力を磨き、持続的で活力あるまちづくりの実現を目指し、「多摩ニュータウンの多彩な魅力を引き出し発信する“クリエーション”エリア」を再生の目標に掲た。また2040年代の将来都市構造の実現に向けて、近隣センター活性化プロジェクト、公園・遊歩道活用プロジェクト、分譲住宅再生プロジェクト等の7つのリーディングプロジェクトを通して小さなアクションを積み重ねる方針をまとめた。